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「それより修?疲れてない?」
「うん。ちょっと…」
「姫さんもお疲れでしょうからホテルに向かいましょ。」
「そうだ姫ちゃん?姫ちゃんの携帯は使えるの?」
「使えないよ!」
修がやっぱりと言った顔で凛を見ると凛はエヘヘと笑った
「こっちでの仕事は明日から?」
「いや。後で顔出そうと思って…」
「直ぐに始めちゃうの?」
「なるべく早く帰国するにはそうしないと…」
樹と柾が待ってるから
今回で最後ってエヴィにもちゃんと言わなきゃ
「ホテル着いたら蓮に電話しよう!」
「修ちゃんどうぞ!」
「え?何で僕なの?」
「凛は用ないもん。」
「あるでしょ?『ない!』ある!」
修はムスッとした顔で言い放った
「アハハ。わかった。わかったぁ~。」
「僕で遊ばないでよ!」
「だぁ~って修ちゃん可愛いんだもん…」
そう言って凛がニタニタ笑うと修はしょうがないなと言った顔で笑った
暫くすると車はホテル正面へと到着した
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