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凛はロサンゼルス空港に到着すると近くにある椅子に座った
機内に居る間の凛は蓮のことよりも我が愛息子の樹と柾の事が気掛かりであった
それは今回だけではなく毎回の事だった
「Hello!」
そう言ってニコヤカな顔をして近寄って来たのは凛の友人とも言えるエヴィであった
「エヴィ?久しぶりぃ。」
「迎えに来たでござるよ!」
「お?日本語上手くなった?」
「当たり前でごさる!」
「でも、相変わらずごさるなんだね?」
「侍のドラマ見すぎたでごさる。」
「アハハッ。」
「本当にエヴィのウチ来ない?」
「メールで話したでしょ?」
「Mr.杉本、凛のdarling違うでごさる。」
「そうなんだけどね?取り敢えず1日くらいはさ?」
なんと凛は端から修と過ごす気などなかったのだ
来ちゃえばこっちのもんよ
どうせ修ちゃんだってずっとは居れないだろうから
凛はニシシと笑いエヴィを見たのだ
「そう言う事でごさるね?」
エヴィは凛の笑う姿で凛の考えるおうよそは理解が出来たのだ
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