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「いつまでも居てもしょうがない!エヴィ?行こう。」
そう言って凛はエヴィの手を引き立ち上がった
「姫ちゃあ~ん。」
遠くから凛を呼ぶ修は走って向かって来たのだ
思わず凛は顔が引き吊りエヴィの顔を見るとエヴィも同じく顔を引き吊らせて居た
「…ハァ…ハァ…遅くなってごめんなさい。」
修は全力疾走して来たのだろう。とても息を荒くして居た
「修ちゃん大丈夫?」
凛は俯く修の顔を覗いた
「うん。大丈夫!」
そう言いながら顔を上げた修、凛の隣に立つ女性と視線が重なった
「あ…エヴィって言うの。凛の友達…」
信君が言ってた子ってこの子?
「修ちゃん気を付けろよ。ロスに居る凛の友達、キッツい女らしいから…」
「どうも初めまして…」
「凛?もう、行く。」
エヴィは修から視線を反らし言い放った
「え?せっかく来てくれたのに?」
「店で会えるよ!」
そう言うとエヴィは修を睨み付けたのちに去って行った
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