104人が本棚に入れています
本棚に追加
そんなエヴィの背中を修は自然と見て居た
僕の直感。
この子はきっと僕と蓮の力になってくれる
「修ちゃんどうかしたの?」
「え?あ、なんでもないよ。それより姫ちゃん?」
「ん?なぁに?」
そう言って凛は修の横に並び腕に絡み付いた
「何してんの?」
「アハハ。ダメ?」
「ダ、ダメに決まってるでしょ?」
油断も隙もないんだから
「で?何ですか?」
「僕が迎えに来るまで待っててってあれほど言ったのにどうして行こうとしてたの?」
「修ちゃん探しに行こうとしたんだよ?」
「ホントかな?逃げようとしてなかった?」
ギクッ
修ちゃんは蓮ちゃんほど甘くない
「電話してくれたら良かったのに…」
「あ、あぁ~。その手があったね?」
凛はオーバーに反応してしまった
「姫ちゃん?」
修は凛の顔を覗くと凛は修に目を合わせないようにしたのだ
「お願いだから僕の言うこと聞いてね?」
「ふぁあぁい!」
凛はふて腐れたとでも言うような顔を修に見せた
最初のコメントを投稿しよう!