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「え…う、うん…」
急に怖い顔してどうしちゃったの?
凛は修の様子に動揺して居た
よく、わからないけど逆らっちゃいけない気するんだよな
「後ろは見ないで前に進もう!」
凛は深く頷き、修と共に進みだした
「なぁ?凛?忘れちゃったの?彼氏の声…」
英治は不気味な笑いを修に見せたのだ
その瞬間、修はここは強行突破するしかないと判断した
「姫ちゃん?『ん?』走るよ!」
「え?え~?」
返事する間もなく修に引っ張られた凛は後ろを見てしまったのだ
英治がなんで居るの?
必要以上に驚いて居た凛、修に引っ張られながらも英治の顔を見て居た
そんな時、英治は不甲斐ながらも凛を愛しく想い胸までもが苦しくなって居た
こんなとこまで来て俺は何してんだ
そう、自分自身に問いかけてしまった
しかし、英治はそんな気持ちを消してしまおうと頭をやたら掻いて居たのであった
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