104人が本棚に入れています
本棚に追加
「さぁ、姫ちゃん?乗っちゃって。」
修はヒヤヒヤして居たのか車まで来ると
安堵して居た
しかし、凛は英治が気になり車に乗り込めずに居た
どうして英治?
ロスに何をしに来たの?
「姫ちゃん?お願いだから乗って?」
「けど…」
凛が修に不安とも言える様な顔を見せると修はキリリと厳しい顔を見せた
「わかったよ…」
凛には修が何を言いたいのか何となくわかり車に乗り込み、修も続いた
「出して!」
修の言葉で車が走り出すと凛は修の横顔を見て居た
「あ?姫ちゃん?僕の運転手のマリン…」
「マリン?女性?」
「うん。ホントは秘書なんだけど蓮がうるさくてね…」
言いながら思わず修は顔を引き吊らせて居ると凛は苦笑いをしてしまって居た
「僕、知らなかったよ!蓮があんなに細かいだなんて…」
「マリンさん?宜しくお願いします。」
「こちらこそ…」
ミラー越しに凛の顔を見たマリンはニヤニヤと笑って見せた
「マリン?何で笑ってるの?」
修は既に疲れた声になって居た
最初のコメントを投稿しよう!