6人が本棚に入れています
本棚に追加
―22世紀末―
地表を覆い囲むように浮遊した大地、TENー喰(てんくう)
ツブクショ星人は太陽の光を牛耳るためにこのTENー喰を創造、地球人を『地表の民』とし、自らを『真地球人(ネオ)』を名乗った
地表の民は太陽の届かなくなった極寒の地で数を減らしながらも生き延び、真地球人の支配に脅えながら暮らしていた
若い女の殆どはTENー喰へ連れ去られ、地表に真地球人が降りてきたときは暇潰しという理由で人間たちは虐殺された
そして、今日も地表の民は真地球人の標的になっていた
最初のコメントを投稿しよう!