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逃げるを選択。 急いで、荷物をまとめ 親の部屋に行き、神棚の近くに隠してあった親の車の車検代6万円を拝借したのであった。 「俺は東京に行って、ビッグになるなりよ。」 「この6万円は俺への先行投資なり。」 親の車検代まで盗む極悪非道ぶり。 死んだら間違いなく地獄だろう。 「ひゃっほー!東京までレッツGO-なり!」 北斗の拳のザコキャラもビックリの奇声は発しながら、 白王にまたがった。 その後、ガソリンスタンドで満タンにした。 親のカードで… これから、 駄目男の伝説(レジェンド)は始まったのだ。
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