無一文

2/7
前へ
/17ページ
次へ
こんなバブリーな男、駄目男。 しかし… 駄目男も貧しい時代があった。 駄目男18歳 仕事もしていない駄目男。 もちろんお金もない駄目男。 そんな底辺男が、駄目男なのだ。 ただ、 顔のかっこよさは神レベル。 神レベルだけに、女はいた。 昨日は彼女のバイトの給料日。 「今日はパチンコで稼いでヘルスにいくなりよ」 清々しい気持ちで起きた駄目男。 時計を見たら、午後4時。 これでも1時間位はいつもより早く起きたのだ。
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加