無一文

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「ハァ…無一文なりよ。やばいなりよ~。」 しかし、彼女が昨日給料日だったのを思いだし、彼女の家に電話をする駄目男。 プルルルル… プルルルル… ガチャ 彼女「もしもし。」 駄目男「俺なりよ~。」 彼女「駄目男君!今から私のアパートに来てよっ!」 急に駄目男の声を聞いて取り乱した様子の彼女。 駄目男「どうしたなりか。俺、パチンコま」 パチンコ負けてお金がないと言いかけた時に彼女が 「泥棒にはいられたの。いま、警察の人と一緒だけど…」 「ガラスも割られて怖い!駄目男君。今から来てよ!」 駄目男「わ、わかったなりよ。」 面倒くさい、とにかく面倒くさかった。 ガラスは俺が割ったもんな。 警察とかやばいよね。 軍手着けてなかったし。 駄目男は悩んだ。悩んだ結果…
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