~序章~

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~一年前~ 「本当に鈴華ちゃんは、可愛いね!!」 「いいなぁ~、羨ましい~」 『そんなことないよ!』 これがいつもの会話。 中学三年になって、オシャレをしたり髪型に気をつけたりし始めたばかり ~放課後~ 「朝霧、ちょっといい?」 『うん??』 私に声をかけてきたのは、同じクラスの桐谷くんだった。 『どうしたの??』 「あのさぁ・・・俺、朝霧のことが好きなんだ。付き合ってくれねぇ?」 まさか、桐谷くんに告白されるとは思わなかった。 サッカー部のキャプテンでクラスの中心的存在 女子にも人気が高く、私とは天と地の差があると感じていたから
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