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『だから!俺を探すの手伝ってよ。ねっ、お願い』
幽霊に甘えられてもなぁ。
……でもコイツ、かなりカッコイイんだよね。
生きてる時にそんな事言われたら、多分クラッと来ちゃうかも。
まぁ、生きてる時なら私になんて絶対声掛けないと思うけど……。
「嫌って言っても協力させるつもりでしょ?」
私は重たい口を開いた。
『いいの?ヤッター』
……別にいいとは言ってないんだけどなぁ。
こうして私は、彼の体探しに協力するハメになった。
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