約束

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「とにかく、みんなのお陰です。ありがとうございました」 私はそう言って頭を下げた。 「あっ、ヤバい!蒼緒急ごう」 夏実が携帯を見てそう叫んだ。 私は急いでカバンを持って立ち上がった。 「あとは私が聞いておくから!明日報告するね」 夏実は京花に向かってそう言うと 「行こ!」 と言って走り出した。 「夏実絶対ね~!」 夏実は叫ぶ京花に指でOKとサインすると、バイバイと大きく手を振った。
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