二章

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僕は学校で孤立している 勿論自分から孤立した…学校が始まった当初はとても人と話す気にはなれなかった 自然に誰も僕に話し掛けなくなった 「玉城君はいっつもパン?」 「そうだけど」 僕は軽く流すように答えてパンを口に運んだ 「へぇー私はね朝いっつもお弁当を作ってるんだ!」 峰岸は僕にほらと自分のお弁当に見せてきた。 「はぁ…飯くらいゆっくり食わせてくれ」 「あ、うんわかった!」 峰岸は黙ってくれたが僕が食べている間ずっとこっち見ていた 食べづらいっちゃありゃしない
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