一章

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僕は慌てて救急車を呼んだ。 すぐに救急車が来て彼女は病院へと運ばれた。 彼女の両親が直ぐさま病院へ駆け付けた。 彼女の母が僕に何があったか聞いてきたがその時の僕には話す余裕さえもなかった。 そんな俺に苛々が募ったのか彼女の母は僕の胸倉を掴み「何があったのよ!」声を荒げた。 僕はそれで少し冷静さを取り戻しあったことを話した。 すると彼女の母は 「なんで娘を守らなかったのよ!?あんたが引かれればよかったのよ!」 と泣きがら言った。 その時僕は僕が引かれればよかったのか……?と彼女の母の言葉を聞きそう感じた。
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