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古びた倉庫
暴A
『龍さん…』
地面に傷だらけの龍を下ろす
龍
『ん…こ…こは…』
目を覚ましたのかうっすら目をあけ
暴A
『龍さん!…無事みな生還です』
涙ながら報告し
龍
『くるな…と…言ったろ……
でも…ありがとな…』
苦しそうに血を吐きながらも話し
暴A
『申し訳ございません』
頭を下げると
龍
『みんな…聞いてくれ……』
傷を抑えながら上半身起こすと
小さく話し出す
『俺は…この通り………もう……ッ
だから…この日をもって…
このチームを…ッ『待ってください!』
龍が話してる途中に暴Aが口を挟み
暴A
『俺らは…龍さんから離れません
それに解散なんてありえません』
悲しそうに呟き
龍
『なら…俺の……変わりに……
お前がリーダー…に…なれ…
どっちみち…生きれたと……しても
もぅリーダーには……なれん……』
暴Aの肩を掴み
暴A
『俺…が……ですか…?』
龍
『あぁ……俺……もぅ……
最後に…言わせて……くれ……』
『後は…頼んだ………………』
静かに息を引き取る
暴A
『龍さ~ん!!!』
みんな泣き叫ぶと
『龍さんを病気に連れていってください………
俺は…行くところがある…』
そおいうと暴Aはバイクでどこかに
走り去る
……………
…………
………
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