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パンッ! パンッ!
「やめっ……」
パンッ!パンッ!
祐貴はやめろと言いたかったのだろう。
「何がやめろだ。クソガキ。犯罪者の癖に警察に指図すんなカス」
「…なんだよぁ…………俺が何したんだよぉ…………」
「何しただぁ!?わかんねえのか!!昨日の夜にB-地区で、80のババァを殴って荷物盗っただろぅが!!あれはテメェがやったんじゃねえのか!!」
「ひっ!あれは違…」
「あれってなんだぁ………?まるで知ってるような言い方だな」
「べっ別に、んなこたねえよ!」
「まあいいや、証拠は色々出てんだ。まあお前はいずれにしろ牢屋だな」
「……ふざけんな」
「………あ?」
「ふざけんな!クソが!」
「……お前いい度胸じゃねえか。」
「舐めんのもいい加減にしろよ!このヤロー!」
ドカッ!
康雄は祐貴の股間を蹴り上げた。
「グッ……!」
「警察ナメてんのか?あぁ!」
ドカッ ドカッ ドカッ……
そういいながら康雄は股間を蹴られ悶絶している祐貴を何度も踏みつけた。
「未成年だからってナメんな!クソが!」
康雄は怒号を浴びせた。
「ウッ…ウッ…ウッ…」
悶絶している祐貴は下を向きながら小刻みに震えていた。
康雄は祐貴の顔に自分の顔を近づける。
「泣いてんのか?」
ガッ!
そう言うと康雄は祐貴の勉強机に置いてあった水差しを手に取った。
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