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康雄は水差しの口を下に向けた。中の水や花が祐貴の頭に落ちる。
「………泣いて許されると思うんじゃねえぞ……カス…」
水は祐貴の頭の上に落ち続けた。
そして、水は出なくなった。
康雄は空になった水差しを起き、部屋を出ようとした。
「明日の朝、絶対警察署に来いよ。」
「もし来なかったら………お前やお前の家族をぶっ殺す…………」
その後、少年は警察に自首してきた、という。 その様子はひどく怯えていたらしい。
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