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-希吾side-
教室はいつも通り
皆が好きな事をしてる
ゲーム、キャッチボール様々だ
このクラスに担任はいない
てゆうか来る度に
ノイローゼになったりうつ病になったりする
いつも通りみんな揃った…
―――ガラガラ
……………………………
「えー!」
「はぁ?」
希吾と辰騎の声が重なる
クラス皆の視線が扉から入ってきた三人に向けられている
その三人は…
知らない男と昨日の少女、それと昨日の三人居た男のうちの一人
「なんでここに!?」
辰騎と少女の声が重なる
「苺優静かにしろようるさい」
『だっだって…ごめん』
また仲良さそうに話をしている
「…そんな落ち込むなよ、な?」
『子供扱いすんなぁ』
「イチャついてんじゃねぇよ」
「あれー希吾やきもち?」
辰騎がニヤニヤしながら茶化してくる
「あっあのー…」
メガネをかけた男が恐る恐る声を振り絞る
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