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『その人達強いの?』
「半端じゃねぇよ…
100人をたったの4人で片付けるんだもんな」
『4人!?超能力者とかなんかなのかな…』
「…あんたまじで知らないんだな?」
『そんな凄い人達知らないよ!』
「だな?苺優みたいな可愛い奴が族なわけないよな」
意外とキザなのかこいつ
「小さい女ってだけで決めつけんなよなぁ苺優ちゃん可哀想」
『ありがとうー』
「ストップ…苺優ちゃん?」
『…はい』
可哀想と言い抱きついて来ようとした辰騎に
自分から抱きつこうとした苺優を
ピタッと止めてしまうこいつはなんなんだ
つぅか結局出席とってねんじゃね?
『…先生?』
「…休み時間にしていいです」
そう言った山風は黒板の横の椅子に腰をおろした
―――カタン
『…先生?本当にごめんなさい……悪気は無かったんですけど
学校来てなかったから皆の話が新鮮で…』
苺優が謝る必要ないのに
どうして謝るんだ?
「いいんですよ!僕も着任したばかりですし…よろしくお願いします!」
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