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逆らえない気がして
渋々靴下を脱ぐ
『ルールなんてねぇが…いいか自分の体だけで戦え』
ほんとに女なのか？
言葉使いが汚すぎるだろ
5分後
男Ａ「なんで手出さねぇ」
そう俺は避けるだけ
「肩がぶつかって少しあんたらが勘違いしただけだろ。
変がおつったのは悪かった
だからと言って喧嘩する理由なんかにならないだろ
確かに喧嘩は強いって言われてきた
だが好きなわけじゃねぇ
自分の身が危ねぇ、誰かの身が危ねぇ
理由がない限り喧嘩はしねぇ」
『…くくっ…ぶっあははははっ』
いきなり笑い声が響いた
「んだよ。笑える話なんかしてねぇぞ」
『いや…ふふっ…意外とくくっ真面目なんだと思って』
笑い声が混じりながらも
説明してくる
―――ドタドタ
『やっべ…』
「姫―やはりここでしたか…誰ですこの人達は」
凄い勢いで開いた扉から
三人の男達が入ってきた。
…すげぇイケメンだ
三人のうちの二人は真ん中の男の
斜め左右後ろに立つ
『いやぁ…そのぉ…近所の友達？』
さっきまでの勢いがなく
焦った表情を浮かべる
「そうですかそうですか！」
えっ信じた！？
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