ひとかけらの天使

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あの日 運命のまま 出逢いの場所へ 微か ひとひらだけの 堕天使の羽根で 揺れる心 mirror越しに 消えそうな 僅か ひとかけらの 天使のもとへ 戸惑いを飛び越えて 祈りと共に 風を止め走った 抱き上げた瞬間 振り絞る命が響き 時間も止めて見つめた 遠く深く 記憶に今 甦るあどけない声が 心まで潤して その瞳に 映る世界 不安な色と影のままでいても 守り続けるから ひとかけらの天使達へ この希望の ひとつ…届け
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