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「次は体重……38?これは痩せ気味だな。肉食わねーと」
俺は体重計から降りる。電池はまだ残ってて良かった。
「つぎ!あたし!」
「はいはい、じゃ、そこに乗ってストップ」
梓紗は体重計の上に乗り止まる。えーと………?
「14か。まぁ、そこそこだな」
梓紗を体重計から降ろし、フェンの方を向く。
「ちと出てけ」
「はいはい、裸を見せたくないんだろ?変なところで女みたいなことしやがって」
「まぁそりゃ興奮して襲いかかれたらお前を社会的に抹殺せざるを得ないからな」
「そんじょそこらの女より怖いことをまずやるんだな!?」
フェンは驚いてから咳払いし、部屋から出ていった。
「…よし、脱ぐか」
俺は服を脱ぎ、下着だけになる。因みに、両方男物だ。
「じゃ、まずは上の方脱いで」
俺はエリアの指示通りに動く。
エリアは巻き尺を俺の胸につける。
「冷たっ!」
「はい、我慢」
無茶苦茶冷たくて、しかもくすぐったい。女はいつもこんなことしてたのか、恐るべし……は言い過ぎだな。
「次は腰ね」
「よし、こい!」
俺はこんな調子でバスト、ウェスト、ヒップを計測した。そして、超絶幼児体型というのが発覚したのだが、それはとてもどうでもいい話。
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