いち ‐新誕!佐倉明日奈!‐

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場所は変わってショッピングセンター。 「さて、どういうのを買おうかな」 「ミニスカとか」 「却下。あれ冗談抜きに短くてあまり気に入らない」 「ミニスカ全否定かよ!」 俺は適当に一着取り出す。それはスーツ。 「……これかな。一番性に合っていそうだし」 「性格自体は真逆だけどね」 エリアからの冷たいツッコミ。ちょっと悲しくなる。 「あたし、あれがいい!」 梓紗はワンピースを選ぶ。まぁ、似合っていそうだ。 俺はスーツを二着に寝間着を持つ。梓紗のはフェンが持っている。下着はエリアに任せたから後は待つだけなんだが………。あ、来た。 「はい、お待たせ。こういうので良いわよね?」 見せてきたのは白い下着とピンクの下着。 「ピンクって言っても、ほぼ白だし」 「まぁ、良いだろう。そこまではな」 俺はその中からちらっと別の下着が見えたのが気になった。 「…その縞パンは誰が穿くんだ?」 「アスラよ?」 「断固拒否!」 そんな恥ずかしいもの穿いてられっか。しかしエリアはニヤニヤと笑っていた。 「けど、最終的には穿いちゃうんでしょ?」 「……他のがなかったらな」 俺がそう呟いたとき、何故かフェンとエリアはニヤニヤしていた。無茶苦茶ムカつく。
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