ぜろ ‐俺がおかしくなった日‐

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俺の名前は―――秘密だ。とりあえず、今はアスラと名乗っている。それで勘弁してくれ。 なんで名前を隠すか?使わないものを出しっぱにすると邪魔に感じるのと同じ理由だ。 さて、次に我が家の家族を紹介しよう。…っても、血の繋がりは一切無し。家族と言うより同居人だ。 一人は、黒いロングヘアーな少女。名前は梓紗。わかりにくいかもしれないが、これで「あずさ」と読む。まぁ、読めなくもないだろ? もう一人は、青い短髪の少女。名前はエリア。外国人の名前…だよな。詳しいことは聞いたことがない。 我が家には俺を含めてこの三人で暮らしている。理由は―――まだ秘密だ。すぐにわかると思うが。 とりあえず、物語の始まりはそう―――丁度四月に入る直前だ。 その日、大変なことが起こり、俺はそれを解決…せずに、気合いで生活する。 まぁ、これ以上訳のわからない話で先伸ばししたって意味無いか。俺も前置きが長いのは嫌いだ。さっさと始めよう。
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