0人が本棚に入れています
本棚に追加
会場を出て、観客席に上がった。そしたら保護者、後輩、友達が出迎えてくれた。
俺は、同じクラスメイトである。信太の所へ行った。
「信太くん…負けた~。」
俺は泣きながら微笑んで言った。信太は泣いていた。
「うわぁぁ…お前の涙見たらまた泣けてきたやい。
よう頑張った!!う゛ぅ
感動した!」
信太と俺は抱き合いながら泣いた。
周りから見れば気持ち悪い光景だっただろう。
だけど俺たちはそんな事など気にせずにわんわん泣いた。
こうして俺ら男子バレーボール部の長かったようで短かった三年間が幕を閉じた。
最初のコメントを投稿しよう!