相棒

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「ふう」 俺は自室へ入ると同時にベッドへダイブする。 俺たち家族は年に数回もこの沖縄のじいちゃん家に来るため、俺の部屋がわざわざ用意されてたりする。 じいちゃんによると、どうせ空き部屋だから使って良いんだと。 因みにだが、俺の家族は五人家族だ。 親父、お袋、俺、しょーもない弟。 そして亀のDJ。 え? なんで亀の名前がDJかって? これには浅ーい理由がありましてね。 DJを買ったときに、しょーもない弟が言ったんだよ。 「なあ兄貴。亀って英語でラビットだよな?」 「んーと…ストープッ。 誰がそんなホラをお前に吹いたんだ?亀はタートルに決まってるだろうがあ!!」 俺は弟の将来を少し不安に思ったが、弟の暴走はこれで終わらない。 「タートルかあ…… うーん… タートル タートル タトル ターン ターン ターンテーブル!」 「よし、こいつの名前はターンテーブルだ」 「なんで!?えっ?なんで!?」 弟の思考回路は異常だ。 うん。 そうとしか言いようがない。 「ターンテーブルってお前、なんでそんな高等な単語知っててタートルのこと知らないの!? てかターンテーブルってお前それじゃDJじゃんかよ!」 俺の必死のツッコミに弟は何故かしっくりきたらしく 「おっ、さすが兄貴! DJ!うん!! こいつの名前はDJに決定!!」 ……………… っとまあこんな感じだ。 どうだアホらしいだろ? まあ仕方なく紹介するけど 俺の弟の名前は秋谷楽太(あきたがくた)。 現在、小学六年生の十二歳。 弟がいる人には理解してもらえると思うんだが、間違いなく一番ウザイ時期だ。 それに、こいつは変人だ。 うん。これは間違いない。 名前の通り、人生をしょーもなくエンジョイしてる。 まあこんなウザくて変人の弟だが、俺はそんなに嫌いじゃない。 まあ兄弟で仲が悪いのもなんか気まずいしな。 俺がよく遊んでやるのが原因なのかは分からないが、こいつはよく俺に頼ってくる。 まあそれに俺は兄貴として応じてやるのさ。 どうだ?優しいだろ? ……… 自分で言うのも気持ち悪いし、止めよう。 そんなこんなでグダグダしているとなんか風呂に入りたくなってきた。 よし。風呂に行こう。 俺は一階にある風呂場に行こうと階段を降りようした。 すると俺の部屋の隣の部屋から何かもの凄い音が響いてきた。
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