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急に部屋に明かりがつけられて誰かが入って来た。
「お目覚めのお時間です。お嬢様。」
ベッドに寝ていた女の子は目を擦りながら起き上がる。
「おはよう・・・・・・」
入って来た女性は女の子に手を貸して起き上がらせるとベッドから出させて手早く顔を拭き髪を整えて着替えさせる。
テーブルに食事の用意をすると食事をさせる。
女の子は全くの無言で無表情で食べる。
ほとんど食べずに残してしまう。
「キチンと食べていただかないとお仕事に支障が出ますよ?」
女性の言葉に女の子は小さな言葉で呟く。
「食べたくない・・・・・・」
何時もの事なのか女性は溜息をついてそのままさっさと食事を片付けてしまった。
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