道端の花

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喧騒の中で孤独を感じ 過ぎ行く風に手を伸ばす 未知の光のその先に 存在理由を求める花 ずっと独りで生きてきた ずっと独りで咲いてきた 足元に幸せが在ることに 気づかぬまま だけど独りじゃ生きることも 咲くことも出来なくて 結局 誰でも生き物は 支えられて今がある 今のうちに 今だからこそ 溢れ出してしまうほどに 瞳の中に閉じ込めたい 目の前にあるキセキを
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