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眉間にシワをよせた黒い着流しを着たいい男が顔を洗うため井戸に行った。
とても冷たくもう春だというのに肌寒い。
早く部屋に帰ろとした男は帰りに空から女の子が降ってくるなんて思いもしていなかった。
男「いたたた…なんだコイツ…何故空から…。
変な格好だ。怪しいな。」
とにかく無様な姿を見られたくないためと少女が怪しかったため自分の部屋に運んだ。
少女が目覚ましたときはさっきの男が机に向かいなにかを書いている。
「………なにそれ…もしかして句?」
少女は机に覗きこむ。
その声に男はビクッとして机の中に書いたものを隠しこちらを向いた。
男「あ~…目覚めたか。お前何者だ?」
「それよりここどこ?あんただれ?
なんであたしここで寝てたん?」
反対に聞き直す。
男「俺はお前のことを聞いているんだ。
お前何者だ?間者か?何故空から降ってきた。」「空から?
よくわからんが地震で地面が裂けて…きがついたらここに居たんだよ。
まあ名前は言うわ。その代わりあんたも名乗りぃや?
あたしは一ノ瀬みく。 まわりじゃみくは咲夜と呼ばれてる。新月の朔なのか人々を裂くなのかしらないけど自分的に花が咲く。だよ?あんたは?」
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