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殺傷能力がありすぎの顔と言葉。
ただ、とにかくあの時のあのひとは“酔っぱらい"以外の何者でも無かったのだ。
しかも謎なのは、それまで何度となく同居を促して来た俺をのらりくらりと交わしておきながらのあの発言。
だから、今俺は猛烈に混乱しています。
同居の事。
そして、たぶんそれに付随した嫉妬心に。
あのひとと同居→どうして!?なメンバーに説明→俺とあのひとの関係をメンバーに話す。
メンバーに話す?
メンバーに……?
「やっぱ無理だよな~」
ため息が溢れて、もう一度鏡を見た。
きっと話したら何かが変わってしまう。
それが怖い。
それから、あのひとの本音がイマイチ見えないのが不安だったりするのだ。
だがしかし。
ちゃんと話をすれば、今のように他のメンバーに嫉妬する事もなくなるはず。
ものすっっっごく、そそる考えでもある。
「よしっ」
先ずは“すっきり"しよう。
そうじゃなくては、何も始まらない。
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