ぼくの。

3/3
前へ
/96ページ
次へ
「んで、黄色は向日葵でしょー。」 「向日葵。私の色だね。」 「うん。俺の1番大切な色。」 「えぇっ、ふふっ。」 君が、そんな風に微笑んでくれるから 僕は、伝えずにはいられないんだ。 人より何時間も、何年もかかっても 教えたかったんだ。 世界の美しさを。 たくさんの綺麗なものを。
/96ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4人が本棚に入れています
本棚に追加