それからの地獄

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それからずっと返事を待っているがなかなか来る気配はない。 俺はここ何日かそわそわしている。変な文だったかを送信済みボックスで確認したりしてずっと携帯を握りしめ、眠れない日々を送っている。 そのせいで目のしたにくっきりとしたクマができ、顔もやつれてきた。 「陸翔…マジでお前大丈夫か??顔やばいぞ。これ以上不細工になったらどうするつもりだよ?!」 …っこいつは!!! 「うるせぇよ!!!香奈ちゃんとラブラブなお前には俺の気持ちなんてわかんねぇだろ!!!それに俺はイケてはいないが不細工ではない!!」 「まぁ、まだ言い返す元気があるならよかった。あ!香奈ぁ~っ!!!!」 今は放課後で、颯は放課後デートに行くらしい。 「颯お待たせっ。陸翔くん…だいじょぶ??」 「大丈夫ではないけど、心配してくれてありがとう。」 「でも顔色悪いし…。 茉莉は今仕事が増えて忙しいみたいだよ。学校にも来なくなっちゃったし、連絡とれないみたい。でも雑誌とかにでてるから元気だと思うよ。」 「そか…。」 「陸翔くん!!茉莉はメールを無視するような子じゃないよ??それだけは信じてあげて。」 「うん。好きな子は疑いたくない。香奈ちゃんありがとな。じゃあな颯、香奈ちゃん。」 「おう。死ぬなよ。」 「ばいばい。元気だしてね!!」 二人とも優しいな。 友達のありがたみが 今日すごく分かった。
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