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荷物を持ちながら船を出る
近くで見るとビルの大きさが改めて分かる
荷物と言っても財布、折り畳み式の傘、2日分くらいの食料の入ったリュックだけだがリュックその物が重いのでそれなりに重量はある
「ネイティ」
「そうだなまずは腹ごしらえだな。でもサンヨウシティまで待ってくれな」
「ネイ…」
不満そうなネイティをなだめながらスカイアローブリッジに向かうためにゲートに入ろうとしたその時
「わー!なにそのポケモン!」
ネイティのことだろうか
髪が多い褐色の肌の少女がこちらに駆け寄り話しかけてきた
「ネイティだよ。名前くらいは知ってるでしょ?」
「これが本物のネイティかー初めて見た!」
少女はネイティを撫でたり、つつきながら言う
ネイティ自身は少し迷惑そうだが我慢してくれと念じる
「ありがとねあたしの名前はアイリス!あなたは?」
「カミギリだ」
「カミギリさんね覚えとくわ。まあネイティを見たんだから忘れるわけないけどね!じゃあまたどこかで!」
言い終わらない内に少女は駆け出していった
「元気のいい娘だったなネイティ」
ネイティは不機嫌そうにこちらを見る
そして今度こそスカイアローブリッジを目指すためにゲートに入る
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