新しい物語

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カノコタウンの静かな町並みは今はなくこの怪しい連中が町の空気を乱している 俺しか、いや俺達しか今この静かな町を救うことは出来ない 直にデント達が来るだろうがそんなのは待っていられない 「ラグラージ!アクアテール!」 ドガン 鈍い音をたてて相手のペンドラーにラグラージの尻尾が当たる ペンドラーはその場に倒れ先頭不能状態になった 「はぁ!?」 男は目の前の現状が信じられないと言わんばかりの声をたてた 「もう一度言う。今すぐ立ち去れ」 「私のジャローダには流石に勝てないでしょう!ジャローダ!リーフストーム!」 ローブを着た女性がジャローダを引き連れて後ろから攻撃をしてくる 幾百もの葉っぱがラグラージを襲う 「甘いな。タイプ相性だけじゃ俺には勝てない」 しかしラグラージは直ぐ様避けたので当たらない 「なにあの反応の速さ…」 そしてラグラージの拳が冷気に包まれそのままジャローダに殴りかかる ジャローダもペンドラー同様倒れ込む 「ダメだ勝てない…」 連中の一人がそう言い逃げ出すと他のメンバー達もそれに続く 「ラグラージよくやった。ありがとう」 「ガァァ…」 ラグラージの頭を撫でると彼は嬉しそうにこちらにすり寄ってきた 次に来たのは拍手の嵐 「ありがとう感謝するわ3人とも」 「ネイティ」 「ガァァァ」 ネイティとラグラージは嬉しそうに声を出した 二人ともどういたしましてと言っている
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