プロローグ

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少ししてイ〇ンに着いた。もうすぐ夏休みになるため、今日は水着などを買いに来た。 水着コーナーは四階にあるから四階に行こうとすると、ものっすごくチャラそうな男に声をかけられた。 男〉ね~ね~、そんな男止めて俺と遊ばない? するとルキが振り返り、 ル〉あぁ? と言っただけなのにそのチャラ男はすいませんでしたーと言いながら逃げていった。 やっぱりルキはすごいんだなーと実感した瞬間でした。 水着売り場に着くと、ルキが目を輝かせて ル〉なー玲美、お前はあれにしろよ。 と言ってルキが持ってきたのは 肌が腕と膝の辺しか出てない水着だった。 玲〉はぁ~!?こんなの着れるわけないでしょ! 肌全然でてないじゃん!私はビキニが欲しいの!! と言うと、ルキは ル〉だって、玲美がビキニなんて着ると男がうじゃうじゃ寄って来るんだもん!! だもんとかキモッ!とか思いながらも私は 玲〉じゃあその男からルキが守ってくれればいいでしょ? ていうと、 ル〉うん!!そうだよな!!玲美には俺だけだもんな? とか言って凄く子供っぽかった。 水着も買ったから、家に帰ろうとすると、イケメンなのにいかにも自分の殻の中に閉じこもっているような男の子が歩いて来た。 少し気になったが、別にいいやと思い家に帰った。家に帰っても、あの男の子のことが頭から離れなかった。 まだこの時は今から訪れる地獄を知る余地もなく。
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