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そっからは満場一致でこの結果。うん、可笑しいよな。
懐かしい思い出。振り返るだけで笑みが漏れる。そんな思い出が俺にとっては一つの宝物。
そんな宝物に俺は頭の中で蓋をした。
あの時から京香あんま変わってないな。そんな雑念を最後に抱きながら。
思考を過去から―――今へ。俺の突如の笑みに対し、京香が首を傾げたのを苦笑いで返事する。
｢今日はどうだった？｣
｢疲れたけど、なんとか依頼はこなしてきた｣
振り返る。今日一日凄く長く感じたな。
依頼。戦闘。そして、交渉。手に入れた報酬があんまり無いのが少し癪だ。
｢今日の内容何だっけ？｣
｢動物とのじゃれあい｣
簡潔にまとめる。理不尽な依頼を。俺の脳内に今日の出来事がゆっくりと流れていく―――
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