その名はクソ暮らし

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ピピピピピピ・・・・・・・・・ ケータイのアラームが鳴り、布団から茶髪のボサボサ頭をした、日暮仁太(ヒグラシ ジンタ)が勢い良く起き上がる。 仁太「・・・ん~・・・朝か・・・・・・」 仁太は布団から出て立ち上がり、テーブルに置いてあるケータイのアラームを止める。 仁太「・・・・・・飯にするか・・・・・・。」 仁太は部屋を出て、台所に向かう。 仁太「今日は・・・そうだな・・・・・・米にするか。」 仁太は冷凍庫から凍った米が入ったタッパーを取り出す。 電子レンジに入れ、時間を4分に設定しスイッチを押す。 仁太(おかずは・・・・・・) 仁太は冷蔵庫を開け、食材を確認する。 仁太「・・・・・・納豆・・・・・・うわっ、賞味期限が1週間も・・・・・・大丈夫だろう・・・・・・うん・・・醗酵食品を信じよう・・・」 仁太は納豆を1パック取り出し、お盆に乗せる。 チン! 電子レンジが終了の合図を告げる。 仁太はタッパーを取り出し、茶碗に移す。そしてお盆に乗せる。 仁太「あっ、お茶・・・」 仁太は上に取り付けてある棚から、緑茶のティーパックを出し、湯呑みに入れ、ポットからお湯を注ぐ。 仁太はその湯呑みと、ついでに箸をお盆に乗せ、台所から和室に運ぶ。
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