僕たち

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病院についたら急いで 隆弘の居場所を聞いて 走って向かった。 向かった場所は手術室だった。 手術室のランプは光っていて 『手術中』と書かれていた。 実彩子は待つことしかできず ランプが消えるのを見守った。 そしたら手術室のドアが開き 1人の看護婦が出てきた。 看「家族の方ですか?」 ここで仕事仲間と答えたら 詳しいことを教えてもらえない 気がしたのでとっさに 妻ですと答えた。 看「実は輸血用の血が 足りないんです。 奥さんは何型ですか?」 宇「AB型です。」 看「良かった。 血を輸血させてください。」 宇「はい。輸血してください。」 看「じゃこちらに。」 そう言われて消毒をして 手術室に案内された。 手術室に入り隆弘の姿を見たら 目をそむけてしまった。 体は血まみれで素人からでも 危険な状態だと分かるぐらい ひどかったのだ。 看「早くしてください。 時間がないんです。」 宇「すいません。」 そう言って急いで隆弘の隣の ベッドに寝て輸血が始まった。 時間がたち輸血が終わり 医師から状況を報告された。
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