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そんな明るい笑顔を俺に向けるなっ!
目がぁあああ目がぁああああああ ごめんなさい自重します。
そういえばさっきこの美少女、治癒魔法とか言ってなかったか?電波ちゃんかなにかか?痛い娘なのか?
めちゃくちゃ失礼なことを考えて居ると、美少女は再び暗い顔になってしまった。
「すみません。腕を吹き飛ばした挙げ句、治癒魔法すら満足にできないだなんて・・・これじゃあウィザード失格ですよぅ」
・・・はい。いよいよこの娘がなにを言ってるのかわからなくなって来ましたよ。
ん?吹き飛ばされた腕はもういいのかって?んなもんこの娘を正常にしてやるあとでいいだろ。
「あのさ、さっきから治癒魔法だのウィザードだの言ってるけどさ、それって何?」
俺が素直に思ったことを聞くと、死んだ魚の眼の様な視線で見られたら。
「あの、何を言ってるんですか?それとも私に腕斬られた衝撃で魔法に関する記憶無くしたんですか?そうなんですね?」
再びオロオロしだす美少女。
このままでは埒が空かないので、必殺のでこぴんをかましてやった。
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