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「すみません。取り乱してしまって。」
「いや、気にしないでくれ。それより聞きたいことがいくつかあるからこたえてくれるか?」
俺がそういうと、美少女は静かに頷いた。
「あ、その前に自己紹介がまだだったな。俺は霧島翔だ。翔って呼んでくれて構わないぞ。」
「わ、わかりましたっ。私はルシファード・アリス・アタナシアと申しますっ。あ、アリスと呼んで下さ言いっ」
見た目からしてわかっていたが、やはり外人さんだったか。
蒼い瞳に蒼く長い髪。
それにしても日本語上手いな。
「じゃあ、アリス。さっそくだが一つ目の質問な?此処はどこだ?」
また嫌な視線をぶつけられるが、それに堪えて答えをまつ。
「翔さん。本当に言ってるんですか?ここはアルフェシナ皇国ですよ?ちなみにここは皇国内にある危険区域の森にある私の家ですよぉ」
アルフェシナ皇国?危険区域?
まてまて。地理は最悪なくらいできないがアルフェシナ皇国なんて地球上に存在しないよな?
ま、まあ一先ず流すか。あたふたしててもしょうがないし。
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