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「簡単な魔法でいっか。 ――――――ッ!」
俺には何を言っているかさっぱりわからなかったが、アリスが何かを言い終わると、俺の身体が宙に浮いた。
「へっ?ちょっ危ないってっ!」
「翔さんが魔法見せろって言ったから見せたのにそれはあんまりですよぉ」
膨れっ面になりながらも素直に俺を下ろしてくれた。
だけど本当にありましたよ魔法。
「なあアリス。地球上に魔法なんて存在していたんだな。」
俺がアリスにそういうと、アリスがめちゃくちゃ驚きだした。
「ち、地球って!まさか翔さん地球人なんですかっ!?確かに名前がここら辺では聞いたことの無いような不思議な名前ですがっ」
「お、落ち着けアリス。俺は確かに地球人だが・・・もしかして此処地球じゃない?」
恐る恐るアリスに聞いてみると、アリスはゆっくり頷いた。
「じゃ、じゃあこの世界は一体なんなんだよっ!」
俺が少し怒鳴りながら聞いてみたら、アリスが少し怯えてしまったが、しっかりと答えてくれた。
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