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………ろ……
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー
……い……きろ………
ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー
「起きろっての」
「おっほぉぃ!!!?」
鳩尾にファイナルヘヴンばりの拳を叩き込まれ、俺『羽火古 稲蔵(パピコ イナゾウ』は夢の世界から現実の世界へ強制召喚されますた。
解説してる場合じゃないお。
「ちょwwwww痛いおwwwww苦しいおwwwやべぇwwww昨日の餃子がすぐそこまでwwwwwwもう無理pオボロロロブシャァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」
仰向けのまま吐いちまったwwwwwwびぃぃやぁぁぁぁああああああああああ臭いぃぃぃぃぃいいいいwwwwwwww
「おはよう」
吐瀉物だらけの顔で辺りを見回すと、中々にウホッな上半身裸の男が手を組みながら俺を見下ろしていた。
なんていうか………すごく……兄貴です……
「兄貴ィィィィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!」
「誰が兄貴だ」
「いや、なんか叫ばなきゃ駄目かなと」
「どうでもいいがその汚い顔をどうにかしろ。おじさん君からもらいゲロしちゃいそう」
それなんて一青窈wwwwwwww
おっさんが呆れたように指を振ると、俺の顔を覆っていた吐瀉物が跡形もなく消えた。
ちょwwwwなにこの魔法少女リリカルあにきwwww今なにしたのwwwwwwww
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