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「SATSUKIオリジナル...まさか」
南は彼女、泰間沙津希を探した。
彼女はトイレで小さくなって震えていた。
そして手でシリアルナンバーの刻まれている首を押さえていた。
一瞬さっさと引き渡さなければと思ったが、彼女と過ごしてきた学校生活を思うととてもそんな気にはなれなかった。
うるさく懐いてきたこいつ
鬱陶しく感じたりもしたが、こいつと、私と鈴、三人でずっと仲良くしてきたのだ。
渡せない..
パニック状態の私達に向けて更に男は続ける。
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