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永一→「わかったよ!今おかわりもってくるよ…」
渋々おかわりを持ってきてやっと自分も食事にありつけた。
功→「これチャーハン?」
功が目の前のチャーハンを見つめながら呟いた。
永一→「見ればわかるだろ?」
急になにいってんだ?と思いながらもすんなり返答する。
功→「何ていうかパラパラしてないし味が全体に行き渡ってないので別の食べ物かと…」
永一→「三人分なんて作ったことないから仕方ないだろ!」
功→「いえ…別に不味いと言ってるわけじゃないのでむきにならないでください…」
永一→(こいつ俺の堪忍袋の強度でも試してんのか(怒))
刻々と時間は過ぎていった。
優もさすがに女の子ということもあって二杯が限界のようだった。
功→「ごちそうさまでした」
永一→「お粗末さまでした」
俺はお腹をおさえながら寝そべる優に目をやった。
永一→「優。ごちそうさまでしたは?」
優→「なんでそんな親みたいなこというのさ!」
永一→「母性本能ってやつか?…じゃなくて常識的な礼儀だろ!」
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