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永一→「てか、なんでそんなに食に困ってるのさ?親は何してるんだ?」
他人の家庭事情なんて聞くものじゃないと分かってはいたが気になってつい聞いてしまった。
優→「親なんていないよ!私達姉弟は捨て子だし!」
そう言って玄関のドアを閉じて帰っていった。
どこへ…?
永一→(捨て子?そんなの今の日本にあり得るのか?)
色々気になる最後の一言のせいでしっかり寝る事ができなかった…。
次の日。
俺はまだ少し慣れない学校へと登校した。
教室に着くと隣の滝(たき)が話かけてきた
滝→「明後日、お前んち遊び行っていいか?」
永一→「ずいぶん急だな!どうしたの?」
滝→「いや~…この間、素晴らしいお宝映像たっぷりのソフトをゲットしたのだよ!」
永一→「な!?…ふふふ。俺は一人暮らしだからな!いつでもこい!(笑)」
はい。俺も健全男子です。お宝映像は察してください。
滝→「じゃー決まりな!明後日だからな忘れるなよ!」
その後は授業なりなんなりと平凡な時間を過ごした。
そして下校。
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