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昨日と同じ下校ルートを行く。
昨日の橋についた。
永一→(昨日のお騒がせ姉弟は今日はいないのか…)
なんでか、赤の他人のはずなのに昨日一日…いやたった三時間程度一緒にいただけでもう赤の他人だと思えなくなってしまった。
これも優の最後の一言のせいだろうか?
本人はあまり気にしていない物言いだったが俺にはそれが気になってしょうがなかった。
永一→(まぁいないなら仕方ないか…)
とか思いながらもなんだかんだで辺りを探しながら帰っている自分がいた。
結局、昨日の二人に会う事がないまま家に着いてしまった。
永一→「ただいまぁ」
誰もいない家だが、帰りの挨拶をする癖がついていて無意識にいつも言ってしまう。
?→「おかえり〰!」
?→「おかえりなさい…」
永一→(!?)
俺はビックリして自分の目を疑った。
永一→「優!?功!?」
そこには昨日と全く同じ格好をした二人がいた。
優→「腹へったぞ!」
永一→「え…いや…え?…え!?」
戸惑いを隠しきれなくなった俺は一度大きく深呼吸した
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