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女の子→「本当か!?いくいく!」
さっきまで強情だったのが嘘のようだ…
永一→「ああ!本当だ。そのかわり、なんであんな小芝居をしてたのか教えてもらうからな」
そんな事を言いながら俺は姉弟と名乗る二人を連れて帰る事に。
女の子→「ダレカ!お前意外と良い奴だな!」
そんな事を言いながら無邪気に笑う女の子はさっきまでの強情な姿とは別人のようだった…。
永一→「いいか?俺はダレカじゃない。え・い・い・ちだ!」
女の子→「そんな事はどうでもいい!お前ん家はまだなのか?」
永一→「どうでも良い事ないだろ!あと、俺ん家はもう見えてるあそこの家だ」
俺は目の前五十メートル位にある昭和を感じさせるような少し古びた家を指差した
女の子→「うぉ?どれだ?家が見当たらないぞ??」
女の子は右手を目の上にかざしてキョロキョロ辺りを見渡しはじめた
弟→「優…そういうのは失礼だろ?あの家畜小屋みたいなのが家なんだよ。さっしてやれよ。」
たまに喋ったかと思ったら感に触るような事を。
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