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永一→(失礼なのはどっちなのかわかってんのか!?それともわざとか!?)
でも年下の子供なんかにいちいち腹を立てる俺ではない!
永一→「『優』っていうのはお姉さんの方の名前か?」
優→「あれ?いってなかったか?そうだよ!で、こっちの弟が功!」
功→「です…。」
永一→「功に優か。よし!覚えた!」
今になって名前を聞くのは遅いかもしれないが、それほど俺にとって興味の薄い事だった。
ただ腹をへらしてボロボロになっている可哀想な姉弟に向けた同情だけだからだ。
そんな事をしているうちに家畜小屋と貶された貧相な家に着いた。
とりあえず二人にはリビング(ちゃぶ台のある部屋)に座らせて待っててもらうことにした
永一→「ちょっと待ってろ。今夕飯作ってくるからな」
優→「おう!早く作ってくれ!三日なにも食べてなくて腹ペコなんだ!」
とちゃぶ台をバンバン叩く優…
永一→(三日!?…家庭もそれぞれなんだなぁ…)
功→「手伝いましょうか。永一さん一人に作らせるのは心なしか心配です…」
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