おわりの日

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  一目惚れから始まった恋だけど、付き合って尚こんなに好きになったのは初めてだったんだ 強がっていつも余裕そうな顔しながら、本当はどこか苦しみに溺れている君を 丈夫そうに見えるけど本当は触るとすぐ壊れてしまうような繊細な君を ずっと一緒にいて支えてあげたいと、そう思ったのは初めてなんだ 好きだったんだ だから、裏切られた分の悲しみが止まらない そして、この悲しみはいつしか怒りに変わって 俺は、本当に大切なものに気づけない  
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